ミクロディア

ミクロディアはユニチカが開発したポリエステル100％のハイテククリーナークロスです。
超極細繊維を特殊なニッティングシステムでファブリケーションした高密度編地に、永久制電加工エピクロスEを施し、静電気をシャットアウトした万能タイプのクリーナークロスです。

クリーナークロス用に開発した永久制電加工「エピクロスE」を施しているため、静電気による不快な「パチパチ音」や汚れの再付着がなく、優れた清掃性をもっています。
また耐洗濯性に非常に優れ、洗濯を繰り返してもその性能はほとんど変わりません。

クロスの構造は 特殊なニッティングシステムにより、立体5層構造（一般品は2層構造）を可能にし、編地の表裏に超極細繊維（その単糸太さは毛髪の約1/16（4～5ミクロン））一平方センチメートル当たり、23万本（一般品は1～2万本）のくさび形状の加工糸を高密度に配列し、ミウロクレーター形成しています。
そのため、ソフトなタッチの中に適度なボリュームと張り、腰を有しており、手のなじみも抜群で拭とりやすく、頑固な油性被膜状の汚れも簡単にクリーンアップします。

特殊なニッティングシステムと超極細繊維の相乗作用により、合成繊維でありながら綿布のごとく水分吸収し、拭き面の水滴を残らずキャッチします。

超極細繊維をクロスの表裏に均一に配列しているため、クロス表、裏の拭きとり性はまったく変わらず、レンズ、金、銀製品、漆塗装製品等に傷をつけることなく拭きとることができます。

一般に合成繊維は静電気を帯びやすく、まつわりや、縫製の能力低下、着用時の不快感を与えたりします。
従来よりこの静電気障害を取り除く方法として、糸、織物、編み物に対し染色加工工場にて一次帯電防止剤による後処理が行なわれます。但しこの方法の加工は一回の洗濯で一次帯電防止剤が脱落してしまうため、一次帯電防止加工とわざわざ「一次」と明確に表現されています。
この様な一回の洗濯で脱落するような一次帯電防止加工では通常の使用中は静電気の障害が発生しているのが現状です。
何とか洗濯耐久性の有る帯電防止加工品が得られないものかと研究を重ねた結果、極めて薄い特殊な制電性皮膜を均一に繊維一本一本の表面に形成する技術を開発しエピクロスE加工が完成致しました。
エピクロスE加工で形成されたその皮膜は極めて薄く、また大変強いため、５０回の洗濯を行なっても脱落する事無く永久的な帯電防止性能を有しております。洗濯を繰り返しても性能はほとんど変わりません。
耐洗濯性に非常に優れています。
発麈性についても同様で洗濯を繰り返しても性能はまったく変わりません。
画期的な加工方法であるエピクロスE加工はユニチカの特許となっており他社では行なうことは出来ません。

一般に衣料用繊維として天然繊維（綿、絹、ウール等）合成繊維（ポリエステル、ナイロン、アクリル等）が使われますが、天然繊維はその種類でほぼ繊維の太さや形は決まっており、合成繊維では用途により色々な太さや形の物が作られています。

ミクロディアは合成繊維（ポリエステル）ですが特殊な糸製造技術と染色加工技術の組み合わせでクサビ形をした長辺4～5ミクロンの糸を開発しました。
この糸は0.1デニール（1デニールは1ｇで９０００ｍ）であり超極細繊維と言われる特殊糸です。
0.1デニール糸とは（０１ｇで９０００ｍ）、地球の円周を４万ｋｍとするとわずかに４４４ｇ有れば地球を一周するほどの極めて細い糸です。（人間の髪の毛と比べると約１/１６の太さです）
更にその糸の断面がクサビ型をしているためそのエッジが頑固な油性皮膜までもコソギ取り汚れを簡単にクリーンアップします。

1：クサビ型をした超極細繊維であること
2：超極細繊維一本一本の表面が極めて薄く頑強な制電性皮膜で覆われていること
3：特殊編立技術による高密度編地（23万本/㎝2）であること

以上のことより

世界で初めて永久制電加工品（エピクロスE）を施した超極細繊維による
ハイテククリーナークロスが誕生しました。

最近のメガネクリーナーの超一流品はミクロディアの様な超極細繊維を使用した物も一部有ります （当社もミレッシュがあります。）織物が多く一般的に薄く、拭き易さはミクロディアと比べ大変劣ります。
ワイピングクロス関連で永久制電加工を施したものは他社品には見られなくミクロディアだけです。

ローズ

ブルー

グリーン

ベージュ